キャベツには美肌に嬉しい栄養素が豊富!?キャベツの驚く栄養素や食べる際の注意点をご紹介します。キャベツの力を借りて身体の内側から美肌を目指そう!
高価な美容液などでケアを続けても肌のコンディションが不安定…。そんなときは身体の内側から働きかけてみるといいかもしれません。肌荒れは腸内環境の悪化や栄養バランスの乱れが原因の可能性があります。
今回はそんな肌荒れの悩みの解決に一役買ってくれるキャベツについてご紹介します。
キャベツにはビタミンCが含まれます。ビタミンCは強い抗酸化作用を持ち、疲労回復のほか皮ふや粘膜の健康維持に不可欠です。
肌に良いと聞くことも多い栄養素ですが、排出されやすいため毎日しっかり摂る必要があります。
キャベツにはビタミンU、別名キャベジンが含まれます。
このビタミンは胃腸粘膜や胃壁を修復してくれる効果があります。キャベツはダントツでビタミンUの含有量が多く、天然の胃腸薬とも言われるほどです。
キャベツにはビタミンKも豊富です。骨を丈夫にする作用のほか、血液の健康にも関与しています。
ビタミンKが不足すると、アザがなかなか治らない、月経過多、肌の血色が悪くなる等を引き起こすため、肌に悪影響となります。
ビタミン類以外では食物繊維が多く、腸内環境の改善のほか、コレステロールの排出を促し糖質の吸収を抑える作用があります。
キャベツにはカリウムも多く含まれています。食物繊維と同じく余分な老廃物を流す効果が期待できます。胃腸の調子が良くなると同時に、肌も本来の力を取り戻すため、美肌に近づくことができます。
キャベツの特徴的なところは粘膜を整える作用のあるビタミン類が豊富なことです。肌の健康維持にもつながりますので積極的に摂りたい野菜となっています。
キャベツの持つ栄養素のビタミンC、ビタミンUは水溶性ビタミンと呼ばれ、茹でたり水にさらすことで流失してしまいます。美肌作りのためには、できるだけ生の状態で摂取し、水さらしも最小限にとどめておきましょう。
ビタミンKは脂溶性ビタミンのため、油を使って調理すると身体に吸収されやすくなります。野菜炒めにする、キャベツサラダにドレッシングをかけるなどがおすすめです。
キャベツは1日に約200~250gを目安にいただくと美肌作りに役立ちます。
毎日400g以上では食べすぎとなり、他の野菜が摂れずバランスが悪くなったり、腹痛の原因になることもあるため注意してください。
出典:E・レシピ
キャベツは淡色野菜のためβカロチンは不足気味です。抗酸化作用を持ちβカロテンを豊富に含む緑黄色野菜と食べ合わせるとさらに美肌効果がアップします。
ほうれん草、ピーマンやニンジン、トマト等を合わせてサラダやマリネ風にすると、彩りもよく食事を楽しめます。いろいろな野菜を入れたスープにすれば、溶け出したビタミン類も全て食べることができるのでおすすめです。
出典:kewpie
ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、メラニンの沈着を抑えシミを防いだり肌に良い影響を与えてくれる栄養素です。
アーモンドなどのナッツ類、アボカド等に多く含まれるため、キャベツサラダのトッピングにするのもいいでしょう。
出典:みんなのきょうの料理
手軽にビタミンB1を摂取できる食材といえば豚肉と大豆類です。
みそ味の肉野菜炒めは、豚肉とキャベツ、緑黄色野菜を合わせ、みそで味付けをすれば完成する美肌メニューです。ビタミンB1をはじめとした水溶性ビタミン・脂溶性のビタミンのどちらも逃さず効率よく摂取することが可能です。
キャベツは肌の調子を良くして美肌を叶えてくれる食材の一つです。
キャベツだけのシンプルなサラダもいいですが、さまざまな種類の食材と組み合わせて食べることでより効果を発揮します。
キャベツの力を借りて、身体の中から綺麗にして美肌を目指しましょう。