あずきには美肌に効果的な栄養素が豊富に含まれている?今回は女性に嬉しいあずきに含まれる栄養素とあずきをもっと美味しく食べる方法をご紹介します。継続してあずきを食べて美肌を目指そう!
昔から日本人に慣れ親しんでいるあずき。手づくりの餡子を使っておはぎやぜんざいを作って楽しむ人も居るのではないでしょうか。
あずき1粒1粒にはたっぷりの栄養が含まれており、食べることで美肌に繋がると言われています。
今回はあずきの美肌&肌荒れ改善効果と、あずきをもっと美味しく楽しく食べられるメニューをご紹介します。
あずきには細胞の老化やシミ・シワを防ぐ効果があるポリフェノールやサポニンが豊富に含まれています。
この他にもデトックス効果で腸からキレイにしてくれる食物繊維も含まれており美肌をサポートしてくれます。
これらの栄養素について詳しく説明していきます。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、細胞の老化やシミ・しわを防いでくれます。
赤ワインに含まれるのは有名ですが、実は赤ワインと比較してもポリフェノール含有量は約2倍ととても豊富なのです!
アメリカの研究で、食材やスパイスの中で最も抗酸化物質を含む食材は「小豆」であり、抗酸化作用No.1食材であると報告されました。
あずきには特にエイジングケアに効果的とされるポリフェノールが豊富に含まれています。
年齢を重ねていくと代謝や血流が悪くなったりシミ・シワができたり細胞が酸化して悪い病気を引き起こすこともあります。
このような老化を食い止めるためにあずきのポリフェノールが効果的です。
特に夏の時期になると強い日差しで肌細胞にダメージが蓄積されます。あずきを食べることで阻止することができるかもしれません。
ぜひ夏時期はあずきを積極的に取り入れて、美白やシミ予防に活かしてみてください。
あずきには体内の水分バランスを保ちつつ、溜まった老廃物を排出してくれるカリウムが豊富に含まれています。
あずきの皮はカリウムと同じような働きをするサポニンも豊富で、脂肪を吸収して肥満を抑制してくれる効果もあります。
サポニンは、むくみの改善や肌荒れ予防が期待できます。朝起きると顔がむくんでいる、夕方になると足がむくむという方は、積極的に摂りたい栄養です。
あずきには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれており、便のかさを増し、腸を刺激してくれるので排便を促します。
便秘になると代謝が悪くなるので太りやすくなったり、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
身体に溜まった老廃物や毒素は約7割が便から排出されると言われており、腸内環境を整えて便通を良くすることがデトックスの鍵となるのです。
適度な水分とあずきで、便秘を解消することで美肌に近づけます。
体の疲労は肌にも出てしまい、くすみや血行不良だけではなく肌の代謝も下げてしまいます。美肌を作るためには全身健やかである必要があるのです。
あずきに含まれるビタミンB1は炭水化物の代謝や疲労物質の代謝を助ける働きがあります。
私たちの体は運動をすると乳酸という疲労物質が作られますが、この乳酸の代謝を促し、エネルギーとして代謝してくれるのがビタミンB1の役目です。
あずきはビタミンB2も豊富です。ビタミンB2が不足すると、肌荒れや口内炎など皮膚の粘膜が弱くなってしまいます。
ニキビの飲み薬でもビタミンB2が処方されることがあるくらい肌に必要なビタミンなのです。
ビタミン類は、水溶性なのであずきの場合煮汁ごといただくのがオススメです。
あずきは醤油や塩でさっぱりとした味付けから砂糖を加えて甘くしたりと何にでも合うのが魅力的です。
あずきを食べるだけでもデトックス効果はありますが、より効果を高めるあずきの食べ方を2つご紹介します。
出典:味の素
材料(2人分) | |
米 | 1/2カップ |
あずき | 大さじ3 |
醤油 | 小さじ2 |
あずきの煮汁ごと食べられるあずき粥は効果的な成分を無駄なくいただけます。低カロリーで消化にも良いです。
出典:E・レシピ
材料(2人分) | |
かぼちゃ | 350g |
ゆであずき | 100g |
片栗粉 | 小さじ1 |
(A)醤油 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 |
水 | 1カップ |
かぼちゃには抗酸化作用やカリウムを含んでいるためデトックス作用が期待できます。
あずきには美肌だけではなく、健康に良い成分もたくさん含まれています。継続して食べることで若々しく綺麗なお肌を手に入れることができるかもしれません。
甘いあずきが苦手な人やあずきを煮るのは大変だという人は、水煮のあずきもお店で売っているので、サラダやスープ、お菓子作りなど毎日の食事に手軽にあずきを取り入れてみましょう。