あずきで辛いむくみ解消?あずきにはむくみ解消で有名なアボカドやバナナを上回る効果が!管理栄養士である筆者がむくみ解消効果を高めるあずきの4つの食べ方をご紹介します。
「夕方になると足がむくむ」「むくみで靴がキツくなる」といった悩みを持つ女性は多いのではないでしょうか?着圧ストッキングなども効果的ですが、そもそも、むくみにくくするためには体質の改善が必要です。
そこで注目したのが、「あずき」。管理栄養士である筆者が、あずきの持つむくみ解消効果や、効果的な食べ方についてお話します。
※この記事は、管理栄養士の「相田すみ子」さんがご紹介しています。
むくみ解消には、アボカドやバナナといった食材が有名です。実は、あずきにはそれらの食材を上回るむくみ解消効果が秘められています。なぜあずきが優れているのか、その理由を見ていきましょう。
出典:SnapDish
塩分が多い食生活をしていると、塩分を排出するために体が水分を多くとりこむ、というメカニズムになります。カリウムは、野菜や果物などに多く含まれる栄養素。 塩分を排出する効果があります。
※アボカドの方がカリウムは多いですが、あずきは次に紹介する成分とW効果が期待できます。
★立ち仕事やむくみやすい体質の人におすすめ
あずきに含まれる”サポニン”という成分。あまり聞きなれない成分ですが、水分調整と血流をよくする働きがあります。体の血流が滞ることもむくみの原因になるので、あずきを食べて血液の循環を促しましょう。
★あずきに含まれるサポニンとカリウムのW効果が、むくみ解消に効果的!
あずきと言っても、あまりなじみがない方も多いはず。”あずき=あんこ”のイメージが強いので、「あんこを食べればいいのでは?」と思うかもしれません。あんこにも同等のカリウムが含まれていますが、むくみ解消を目的とするなら、砂糖が入っているあんこは不向きです。
体に水分をため込むことは、むくみの原因になってしまいます。砂糖には保水性があるため効果が薄れてしまいます。あんこの方が食べやすいかもしれませんが、砂糖不使用のゆであずきや乾燥あずきを活用しましょう。
出典:レシピブログ
残ったあずきはサラダにトッピングしたり、ドリンクに入れてもOKです。保温ができる水筒に炒ったあずきを入れ、熱湯を注いで1時間待ってもできます。
「乾燥あずきからお茶を作る時間がない」という人は、市販のあずき茶でもOKです。
あずきとかぼちゃ、どちらもカリウムが多い食品です。どちらもほっくりとした味わいなので、相性抜群。寒い季節に食べたくなる料理です。
赤飯なら、あずきをおいしく食べられるかつ、砂糖不使用で食べられます。
出典:みんなのきょうの料理
「あずきの風味がどうしても苦手…」という方もいるでしょう。そんなときは、思い切ってカレーに入れてみましょう!味が濃いので、小豆の味をカバーしてくれます。豆を使ったカレーはポピュラーなので、相性の良さはお墨付きです。
昔の人の知恵にもあるように、あずきはむくみ解消に効果的な食材です。辛いむくみに悩まされている人は、一度あずきを食べてみませんか?きっと、思った以上に効果が実感できるはずです。おいしく食べて、すっきりとした体を目指しましょう!