味噌汁を簡単に作れる方法がある?流行りの味噌玉とは?管理栄養士である筆者が、熱湯を注ぐだけ、洗い物削減、作り置きできる味噌汁の作り方から、簡単アレンジのカラフル味噌玉までご紹介します。
突然ですが、皆さん、普段は味噌汁を飲んでいますか?和食の定番味噌汁は、心も体も温まるホッとする味ですよね。しかし、一人暮らしなどで最近では飲む機会が減っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、仕事や家事などで時間がない方にもぴったり、簡単に1杯分の味噌汁ができる「味噌玉」をご紹介します。好きな具を混ぜて冷凍しておくだけ、カラフルな見た目も可愛い味噌玉で、毎日味噌汁を飲みましょう。
※この記事は、発酵食スペシャリストで管理栄養士の「矢崎海里」さんがご紹介しています。
好きな味噌汁の具材、と聞かれたらどんな具材を答えますか?ある食品メーカーの調査では、なめこやあおさ、長葱、豆腐などが上位にランクインしています。味噌玉は、手軽に味噌汁を飲むことができますが、保存を目的としているので、味噌玉に向いている具材と向いていない具材があります。
冷凍しても品質の変化が少ない物が味噌玉に向いている具材です。
ほうれん草や大根の葉、キャベツは味噌汁とも相性抜群、冷凍にも向いているため、野菜入りの味噌玉を作りたい人は、取り入れてみるのはいかがでしょうか。
では、いよいよ味噌玉の作り方をご紹介します。まずは基本の味噌玉のレシピから見ていきましょう。
材料(味噌玉6~7個分) | |
味噌 | 100g |
顆粒だし(だし入り味噌の場合不要) | 少々 |
お好きなベースの具材 | 適量 |
次は周りにカラフルな飾り付けをしていきます。
先ほどの分量で作った味噌玉に、6種類のアレンジをしました。左上から花麩、胡麻、七味、小えび、青のり、とろろ昆布です。アレンジもとっても簡単、花麩をのせる、味噌玉の周りに胡麻や七味をまぶすなどの一工夫だけで、カラフルな味噌玉に仕上がります。
ここまで出来上がったら、ラップでひとつずつ包み、すぐ飲みきる場合は冷蔵庫、長期保存する場合は冷凍庫で保管します。期限の目安は冷蔵庫での保管が1週間、冷凍庫での保管が1ヶ月です。
味噌玉には、いろいろなメリットがあります。
手軽でおいしい味噌玉を常備しておけば、いつでも温かい味噌汁を飲むことができます。お気に入りの具材をストックしておけば、その日の気分や体調で選ぶという楽しみもあります!ぜひ毎日味噌汁を飲んで、心も身体も美味しく、一日を健康的に過ごしましょう。