枝豆は茹でるのが当たり前?実は蒸し焼きにすることで水に流れやすい栄養をキープしながら、食感よく仕上げることができます。今回は管理栄養士である筆者が枝豆の下処理方法と蒸し焼きの方法をご紹介します。
初夏から秋にかけて出回る枝豆。普段は冷凍を使っている、という方もぜひチャレンジしてもらいたいのが、茹でずに蒸し焼きにする枝豆。
蒸し焼きにすることで、水に流れやすい栄養をキープしながら、旨味たっぷり、食感よく仕上げることができます。
この記事では枝豆の下処理方法や蒸し焼きの方法、おすすめのアレンジなどをご紹介していきます。
枝豆は、買ってきたらすぐに調理して下さい。枝から切り落とされた枝豆は、鮮度が落ちていくので枝付きのものを選ぶようにしましょう。
枝豆を調理する前に、まずは下処理方法をご紹介します。
下処理は以上です。次からは枝豆の蒸し焼き方法をご紹介します。
材料(作りやすい分) | |
枝豆 | 200g |
水 | 100㏄ |
たっぷりのお湯と塩で茹でる枝豆に比べ、蒸し焼きの枝豆はお湯を沸かす手間もなく、大きい鍋も不要。
フライパンひとつでできる手軽さがポイントです。塩も少量で済み、好みの塩加減に調節しやすいのも利点です。
少量の水でふっくら蒸すので、豆が水っぽくならず、香りや食感をより楽しむことができます。
蒸した後は水にさらさず、ざるにあけて冷ましましょう。
お湯で茹でると茹で汁に流れてしまうビタミンやミネラルも、蒸し焼きにすることでキープすることができます。
このままシンプルに食べるのもおいしいですが、おすすめは焼き枝豆。
蒸し時間を短くして殻ごと焼き肉のたれで炒めたり、にんにくとオリーブオイルでペペロンチーノ風に、などのアレンジは絶品です。
おうち飲みのおつまみのバリエーションに加えてみてはいかがですか。
冷凍もおいしいですが、旬の時期はぜひ生の枝豆を買ってきて豆のおいしさを味わって欲しいです。
枝豆は近年「だだちゃ豆」「湯上がり娘」などブランド品種も人気。旬の時期はスーパーでも手軽に購入できるので、さまざまな品種を食べ比べしてみるのもいいですね。