【無添加で安心】白味噌おすすめランキングTOP10

味噌は日本の食卓に欠かせない調味料です。中でも白味噌は、優しい甘みが特徴です。スーパーではさまざまなメーカーの味噌が売られていて、どれを選べば良いのか迷ってしまいますね。日常的に食べるものだからこそ、添加物にも気になるところです。

今回は安心安全、そして美味しく食べられる無添加の白味噌をランキング形式でご紹介します。

おすすめの前に！白味噌とは？

白味噌は、米麹の割合が多く甘みのある白色(クリーム色)をした味噌です。主な原材料は大豆で大豆には、たんぱく質・脂質・炭水化物に加え、ビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれています。それに加え、白味噌にはGABAや乳酸菌も豊富に含まれています。

白味噌に含まれるGABAの効果
白味噌に使われている麹には、GABAという栄養素が豊富に含まれています。GABAはアミノ酸の一種で、人間の脳内に存在していて、ストレスや緊張などをやわらげて自律神経のバランスを整える働きがあると言われています。

GABAには睡眠の質を上げる、血圧を下げるといった機能も報告されており白味噌に含まれるGABAという栄養成分には、ストレスを和らげたりリラックスさせる効果が期待できるということです。

白味噌に含まれる乳酸菌の効果
白味噌は発酵食品のため、乳酸菌が豊富に含まれています。乳酸菌には、身体に悪影響を及ぼす悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整えたり、免疫力の向上といった作用が期待できます。

白味噌に入っている添加物とは？

味噌には、保存性を高めたり変色を防ぐための添加物が使用されているものがあります。一般的には①酒精(アルコール)、②ビタミンB2、③調味料(アミノ酸)、④保存料(ソルビン酸)などの添加物を使うことが多い傾向です。

どんな添加物が含まれているかは、食品パッケージの表示ラベル「原材料名」の部分をチェックしてみて下さい。添加物は原材料の最後に「/(スラッシュ)」以降にまとめて表示されています。これらの添加物についてひとつずつ見ていきましょう。

酒精(アルコール)
保存性を高めるためのものです。味噌はパック詰めされた後も発酵しており、そのままにしておくと風味や色味が変化したり、二酸化炭素が発生して容器がパンパンに膨らんだりします。

酒精を添加することで味噌の酵母菌の活動が抑制されます。酒精を添加しない場合には、発生した二酸化炭素が抜けるように容器が工夫されたりします。

ビタミンB2
着色料として使用されています。ビタミンB2は黄色の色素として使用される添加物で、時間の経過とともに変化する味噌の色を鮮やかなに保てるように使用されます。

調味料(アミノ酸)
うまみを出すためのものです。ダシ入り味噌などに入っていることがあります。

保存料(ソルビン酸)
保存性を高めるためのものです。カビや細菌の発生を抑える添加物です。

無添加の白味噌のおすすめ選び方① 麹の割合で選ぼう

白味噌の甘みには、麹が関係しています。味噌の原料である大豆と麹の割合を、麹歩合(こうじぶあい)と言います。麹歩合が大きい味噌と小さい味噌の特徴を解説しますので参考にしてみてください。

麹割合の大きい味噌

コクと甘さを感じたい方におすすめ

麹歩合が大きくなると、甘みや麹の香りが強くなる傾向があります。中でもこちらの商品は、麹歩合32と、米と麦の麹がたっぷりと使用されています。甘みの中にすっきりとした塩味も感じられる優しい味わいの味噌です。

麹割合の小さい味噌

白味噌初心者の方にもおすすめ

麹歩合が小さくなると、大豆のうまみやすっきりとした塩味が感じられる味噌であることが多いです。スーパーでよく食べられている合わせ味噌を食べなれている方にはなじみやすい味で初心者の方にもおすすめです。

無添加の白味噌のおすすめ選び方② 産地から選ぼう

白味噌は産地によって、味・風味が違います。使いたい料理に合わせて選ぶと良いでしょう。白味噌には、西京焼きでよく知られる①西日本の白味噌と、信州味噌でよく知られる味噌づくりが活発な地域の②信州の白味噌があります。

西日本の白味噌

上品な甘さがお好きな方におすすめ

西日本で作られる味噌は、麹の割合が多く甘みが強い特徴があります。白味噌の雑煮はもちろん、肉や魚の味噌漬けにもよく合います。

信州の白味噌

すっきり味で日常使いにおすすめ

信州の白味噌はすっきりとした味わいのものが多く、味噌汁によく合います。西日本の白味噌よりも大豆の割合が多いため、大豆の香ばしさやうまみも楽しめます。

無添加の白味噌おすすめランキングTOP10！

無添加の白味噌を編集部が独自調査し、ぜひ試してもらいたいものを10個ランキング形式でご紹介します。Amazonや楽天などのネット通販で気軽に購入できるものを厳選したのでぜひお試しください！

オーガニックで安心な白味噌

1位はHIKARI MISOの麹の花無添加オーガニック味噌が選ばれました！󠄀有機JAS認証も取得しているこちらの味噌は、無添加オーガニックの味噌です。安心して日常使いが出来ますね。

おすすめの食べ方は生野菜にディップして食べる方法です。粒が残った粒味噌なので、つぶつぶとした舌触りと香りを楽しんでみてください。

米と麦のW麹がおいしい

九州で作られているこちらの味噌は、麹歩合が32歩で米と麦の麹がたっぷり使われています。九州地方の調味料は甘みの強いものが多いですが、こちらの味噌も甘みが強いです。

魚の味噌煮にしたり、ダシと合わせるとさらに美味しく食べられますよ。

米と大豆は自然栽培！

3位はマルカワみその自然栽培白みそがランクイン！自然栽培のコメと大豆、そして伊豆大島の海水からできた天然塩から作られている原材料にこだわりがつまった白味噌です。塩分量が5～6％ととても低く、米の甘みが生きている味噌です。

味噌汁に使用する場合は、通常の2倍味噌を入れるとちょうど良い塩梅になりますよ。塩分が低いので、子どもや血圧の高い方も安心して食べられますね。

京都の味が感じられる

工房でほぼすべての過程が手作業で行われていて、素材はもちろん作る過程にもこだわっています。京都の白味噌らしいこっくりとした甘みとコクのある味噌です。

白味噌のお雑煮にはもちろん、酢味噌などの料理にもよく合います。「京都の味」を楽しみたい方におすすめです。

少量パックでお試しにも最適

麹に詳しい甘酒屋さんならではのノウハウが生かされた、白味噌です。国産米、国産大豆、沖縄の塩を使用しており原材料にもこだわっています。

250gの少量パックであり、賞味期限も6か月と日持ちするため、初めて白味噌を食べる方が手に取りやすい商品です。

塩分控えめな白味噌

6位には、かわばたみその減塩白味噌甘口が選ばれました。塩分8％と控えめのため、毎日味噌汁を飲む方も安心して使えます。米麹を細かく砕いて作られており、優しい味なので子どもにも飲みやすいです。

人参・大根・玉ねぎ・サツマイモなど、根菜たっぷりのお味噌汁によく合いますよ。

じっくり熟成された白味噌

すっきりとした味わいの信州系白味噌です。甘みの強い信州安曇野産大豆「ナカセンナリ」が使用されていて、麹と大豆の甘さをどちらも楽しめます。

まろやかな塩気も楽しめるため、ダシのきいた味噌汁がおすすめです。石狩鍋のような甘みのある味噌鍋にもよく合いますよ。

信州味噌の人気メーカー

低温でじっくり熟成された信州白味噌です。白味噌ですが甘みはそこまで強くないため、白味噌が食べなれていない方にもおすすめです。クセがないため、味噌汁にぴったりです。

味噌・マヨネーズ・お酢をちょこっと混ぜたものをピーマンなどの生野菜にディップして食べる方法もおすすめです。

手軽に手に入る！

9位にはmarukomeのプラス糀無添加糀美人が選ばれました。こちらはスーパーでも手軽に買え、コスパも良い無添加の白味噌です。賞味期限が12か月と長く、とても便利な商品です。国産米100％で贅沢に米糀が使われています。麹のつぶが残っており、食感も楽しめますよ。

クリームスパゲティの隠し味に入れるだけで、コクと麹の香りが楽しい味噌クリームスパゲティにアレンジできます。

離乳食にもおすすめ

上品な甘さと大豆の香りが香ばしい白味噌です。塩分が6％と控えめでまろやかな味のため、離乳食中期以降の味付けや食欲のわかないお年寄りにもおすすめです。赤ちゃんからお年寄りまで楽しめる万能味噌ですね。

和食にはもちろん、パンに白味噌とはちみつを塗ってチーズをのせて焼いたトーストも美味しいそうですよ。

無添加の白味噌を毎日の献立に役立てよう

この記事では、無添加で安心して食べられる白味噌を10選ご紹介しました。ぜひお好みの白味噌を見つけて、いろいろな食べ方にチャレンジしてみてくださいね。