無添加ジャムはどれがおすすめ?食品・フードクチコミメディアが、おいしいおすすめ無添加ジャムの選び方と商品をご紹介します。無添加ジャムを知って贅沢気分を味わおう!
ジャムといっても、メジャーな市販品からお取り寄せ、ご当地まで様々な味や食感、工程で作られています。
その中から安心で安全な無添加ジャムをいざ選ぶとなると迷ってしまうものです。一度で使い切れないので、おいしいものをしっかり見極めたいですよね。
この記事では、数ある無添加ジャムの中から、特に食べてほしいおすすめ品10選をご紹介します。無添加ジャムを選ぶためのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
無添加のジャムとは、添加物を使用せず果物と砂糖のみ、またはレモン汁などが原料のジャムのことです。
素材自体が持つ防腐効果やとろみの働きを利用して作られています。例えば砂糖で防腐効果を高め、レモン汁は果物に含まれるペクチンに作用してとろみを生み出すなどです。
一方、無添加でないジャムは、防腐やとろみを添加物に頼っています。
最初に、ジャムの添加物について解説します。ジャムによく使われているおもな添加物は、酸味料、ゲル化剤(ペクチン)があります。
これらは防腐効果やとろみの働きを高めていますが、いったいどのようなものなのか気になりますよね。ひとつずつ見ていきましょう。
酸味料
酸味料は、食品に酸味をつけたり腐りにくくしたりする食品添加物です。ひと言で酸味料と言っても実に種類が多く24種類もあり、人工的な合成により作られています。
ジャムによく使われる酸味料は、クエン酸・リンゴ酸・クエン酸三ナトリウムなどです。一般的に酸味料は数種類を併せて使用されますが、一括表示が認められているため何を何種類使用しているのかはわかりません。
ゲル化剤(ペクチン)
ゲル化剤(ペクチン)とは、ジャムにとろみをつけるために使用する食品添加物のことです。水分を吸収して植物細胞をつなぐ働きがあり、ジャム特有のとろりとした質感を生み出します。
ゲル化剤(ペクチン)の原料は、柑橘類の皮やリンゴといった果物です。果物から抽出したものを精製し、酸・アルカリ処理などを経て製造され、多くのジャムで使用されています。
無添加ジャムを選ぶ際は、原料に使われている①果物や②野菜など具材で選ぶのがおすすめです。好きな果物や野菜、または興味のある具材を選んで楽しみましょう。
パンやスイーツ、ギフトにもおすすめ
イチゴをはじめ果物を使った無添加ジャムは、素材の色を反映したカラフルなものがたくさんあります。華やかな見た目とおいしさで、ギフトにするときっと喜ばれるでしょう。
無添加のジャムは比較的甘さ控えめなものが多く、合わせる食材を選ばないのも特徴です。パンやスイーツの味を邪魔することなく、一層おいしくしてくれます。
珍しい無添加ジャムを探している人や健康志向の人におすすめ
野菜の無添加ジャムは、ちょっと珍しいジャムが食べたいという人におすすめです。素材の味を活かし甘さが控えめなので、健康志向の人にも人気があります。
食感や香りも野菜によりさまざまで、果物より個性を感じるでしょう。野菜が持つ特有の味を楽しめるので、クラッカーにのせて食べるとおいしくいただけます。もちろん、パンやスイーツにもぴったりですよ。
無添加のジャムには、果物や野菜の形を残したままジャムにした①プレザーブドタイプと形を残さない②ペーストタイプがあります。それぞれについて解説していますので、好みや使い道によって選びましょう。
果物の質感や食感にアクセントが欲しい人におすすめ
プレザーブドタイプの無添加ジャムは、果物や野菜を潰さずあえて形を残して作られています。そのためフレッシュな味わいや質感が失われず、食感のアクセントが楽しめるのが特徴です。
なお、素材の形が残っているためパンに塗りにくい印象を受けます。ただし、ペーストタイプの無添加ジャムより高級感があり、スイーツに添えるとぐっとランクアップしたデザートになります。
しっかり塗れるジャムを探している人におすすめ
ペーストタイプの無添加ジャムは、具材となる果物や野菜を潰したりこしたりして作られています。具材がゴロゴロと転がる心配がなく流動性も低いので、パンにしっかり塗れるジャムを探しているのならペーストタイプを選ぶとよいでしょう。
なめらかな質感で扱いやすいのが特徴で、小さなお子さんからお年寄りまで好まれます。お湯に溶けやすく、熱い紅茶に入れて飲むのもおすすめです。
無添加のジャムには、①砂糖を使用したものと②不使用のものがあります。一般的に砂糖を使用したものの方が甘さは強く、不使用のものは甘さが控えめです。砂糖の使用・不使用については、甘さの好みで選ぶのがよいでしょう。
甘い無添加ジャムが食べたい人におすすめ
砂糖入りの無添加ジャムは、甘いジャムが好きな人におすすめです。砂糖不使用のものに比べると、若干甘さが強めといえるでしょう。
ちょっぴり塩気のあるクラッカーに塗ったり、バタートーストの上に重ね塗りしたりすると、幸福感が増します。おいしいので、食べすぎには注意してくださいね。
やさしい甘さが好きな人や砂糖を控えたい人におすすめ
砂糖不使用の無添加ジャムは、砂糖の代わりに果汁などで甘さをつけているものが一般的です。やさしい甘さが特徴で、砂糖を控えたい人にぴったりでしょう。甘さが控えめな分、素材そのものの甘さと自然由来の味を楽しめます。
軽くトーストしたパンにたっぷり塗っても罪悪感がないのは、砂糖不使用の無添加ジャムならではです。ただし、砂糖入りと同様に食べすぎないようにしましょうね。
全国各地にあるお取り寄せもできる無添加ジャムを編集部が独自調査し、ぜひ試してもらいたいものを10個ランキング形式でご紹介します。Amazonや楽天などのネット通販で気軽に購入できるものを厳選したのでぜひお試しください!
セルフィユ軽井沢の「軽井沢 GROCERIES ストロベリージャム」は、まさに素材の良さを活かして作られた無添加のジャム。イチゴとグラニュー糖だけを蒸気窯で煮詰め、丁寧に作られています。
果肉の含有量が多いのも特徴で、冷蔵庫で冷やすとフルーティーな味わいが楽しておすすめです。カリっとトーストしたバケットに塗ったりクラッカーにのせたりもおすすめですので存分に味わってほしいです。
陽だまりファームの「三ケ日みかんジャム 無添加」には、1パックになんと三ケ日みかんが4個分も入っています。社農園で栽培された三ケ日みかんのおいしさを実感できる、やさしい甘さの無添加ジャムです。
香りも爽やかで、ヨーグルトやアイスクリームなどと合わせると相性抜群でおすすめです。ミカンそのものを味わう感覚が楽しめます。瓶詰ではなくパック詰めなので、後処理が楽なのも良いですね。
光食品の「有機ゆずフルーツスプレッド」はジャムとしてはもちろん、ドレッシングや料理など幅広く利用できる優れものです。砂糖を使わずに有機果汁で甘さをつけているため「スプレッド」と呼んでいますが、ジャムとして使えるよう作られました。
ユズの繊細な味わいとやさしい甘さが特徴で、トーストやお菓子作り以外にも手作りドレッシングやユズ味噌作りにもおすすめです。ユズの香りとほのかな苦みが、大人のテイストにぴったりです。
石田農園の「ルバーブジャム」は、無農薬栽培にこだわり自家農園で大切に育てた新鮮なルバーブを使用。ルバーブは北欧や北米で栽培される野菜で、日本では長野県や北海道で栽培されています。
爽やかな酸味を活かして、ジャムやケーキなどスイーツの材料として使われるのが一般的です。クロワッサンやブリオッシュ、デニッシュなどにつけると、甘酸っぱいルバーブジャムのおいしさを発見できますよ。
大粒のイチゴがごろごろと入ったグリーンウッドの「手造りジャム いちご」は、イチゴ・砂糖・レモン汁だけで作られています。甘すぎない味で、イチゴの食感も楽しめると子どもから大人まで幅広い年代の方に人気です。
雑味のない自然な味は、パンをはじめスイーツなど何にでも合わせられます。ヨーグルトに混ぜてフローズンヨーグルトにすると、大粒のイチゴがアクセントとなって最高のデザートになりますよ。
「手造りジャム いちご」に続き、同じくグリーンウッドの「手造りジャム りんご」も、シャキシャキとした食感が楽しいプレザーブドタイプです。原材料は、リンゴ・糖・レモン果汁のみで作られています。
サイコロ状にカットした青森県産のふじリンゴをたっぷり使って、丁寧に煮込んでいます。自然な甘さと控えめなとろみが特徴で、トーストよりもクラッカーにのせたりヨーグルトに添えたりするのもおすすめです。
メディアにも何度か紹介された新倉ジャムの「新倉さんちの手作り三浦大根ジャム」。斬新なアイデアのジャムですが、大根の白さも美しく意外にも絶品と話題です。
三浦半島で採れる三浦大根を使った季節限定品で、大根のみずみずしさが味わえます。ハチミツとレモン汁を加えたおかげで、さわやかな甘さがありクセになる味です。チーズや生ハムに合わせて、ワインと一緒に嗜むのがおすすめです。
無添加・無農薬の素朴な味です。
花の郷 滝谷花菖蒲園の「ブルーベリージャム」は、無農薬栽培のブルーベリーをたっぷり使った無添加ジャムです。摘みたての果実と砂糖だけを煮詰め、まるでフレッシュなブルーベリーを食べているような味わいが特徴です。
甘さと酸味の見事なバランスや、プチっとはじける食感も楽しみましょう。食パンやヨーグルトのお供としておすすめです。
国産の金時生姜を皮ごと使って作られるしょうが屋木村の「蜂蜜入り金時生姜ジャム」は、辛さと甘さとスパイシーさが楽しめる無添加ジャムです。国産蜂蜜とビートグラニュー糖のやさしい甘味が、パンチのきいた辛さをおいしく引き立てています。
辛さと香りが強い金時生姜の特性を活かして、ショウガ湯やジンジャーエール、生姜焼きの味付けに使うと贅沢な味に仕上がるでしょう。健康に気を遣う方への贈り物にもおすすめな無添加のジャムです。
保存料も一切使用していない無添加ジャムです。
完熟梅と食用バラを組み合わせた奥出雲薔薇園の「梅と薔薇のミックスジャム」は、美しい深紅色でギフトにおすすめです。食材を一瞬で華やかにしてくれるので、パーティーなど人が集まる場にもおすすめです。
原料に使われる食用バラ「さ姫」は深い深紅色とエレガントな香り、そして肉厚の花びらを持っています。ぜひ、完熟梅の酸味と自然な甘さに包まれながら、花びらの食感も味わってくださいね。
今回は無添加ジャムおすすめ10選をランキング形式で紹介しました。
素材そのもののおいしさをまるごと味わえる無添加のジャムは、どれも安心して食べられるものばかりです。自然に育まれた果物や野菜の美しい色合いは、テーブルも心も明るくしてくれます。ぜひ、ご紹介したおいしい無添加ジャムで朝食やスイーツをおしゃれに楽しんでくださいね!