種類によって味わいや香りなどの特徴が異なるオリーブオイルはどれを選べば良い?食品・フードクチコミメディアがおすすめのオリーブオイルを厳選してご紹介します。お気に入りのオリーブオイルを見つけよう!
オリーブオイルは、パスタやサラダなどイタリア料理で活躍するオイルとして有名です。健康に良く、料理を華やかに彩ってくれるので、今や欠かせない存在でしょう。いざ購入するとなると種類が豊富で、何を選んだらよいのか迷ってしまいませんか?
この記事ではそのような方のために、おすすめのオリーブオイル10選とオリーブオイルの選び方について解説します。ぜひ、参考にしてください。
オリーブオイルとは、オリーブの実を搾って作られる、不純物を一切含まない食用オイルのことです。IOC(国際オリーブ協会)によって官能検査や酸度の違いによって9つにグレード分けされています。
バージンオリーブオイル(エキストラバージンオリーブオイル)
バージンオリーブオイルは、オリーブ果実の搾油方法や温度など、とても厳しい規約をクリアしており、なおかつ純粋で精製されていません。酸度0.8%以下、風味もフルーティーで完璧の最高品質と認められたものだけが「エキストラバージンオリーブオイル」と呼ばれます。
ピュアオリーブオイル
ピュアオリーブオイルは、精製して香りや味わいを取り除いたオリーブオイルにバージンオリーブオイルをブレンドしたものです。風味や香りが控えめで、加熱調理向きです。
オリーブオイルは、光に当たると酸化が進み劣化してしまうので、遮光された容器を選ぶことが大切です。黒や緑色など、濃い色のビン、または缶がベストです。
透明なビンの場合、箱に入っていて遮光ができていれば問題はありません。ビンをアルミホイルで包んで遮光することもできます。購入後は、直射日光の当たらない場所に保管し、使用期限に注意して酸化を防ぎましょう。
オリーブオイルは、容器に貼られたラベルの表記を確認して選びましょう。特にエキストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.8%以下のものと定められていますが、名称に「食用オリーブ油」と記載されているかを確認することでより信頼できます。
また、品質を保証する認証マークのついたラベルや、コンテストの受賞ラベルも、選ぶ際に参考にしたい基準のひとつです。
フルーティーで香り豊か!
「国際オリーブオイルコンテスト」で4年連続金賞を受賞したエキストラバージンオリーブオイルです。スペインのアンダルシア産オリーブ果実だけを使って、1年に一度だけ生産されています。
口に含むと、爽やかな青さを感じる香りがあり、コクのあるほどよい苦みと辛みの後味が楽しめます。 イタリア料理に限らず、サラダやヨーグルト、納豆にかけてもおいしいですよ。
伝統の搾油法にこだわる!
手間を惜しまず伝統にこだわって作られるフルクトゥスは、後味がとてもフルーティーでふくよかです。ヨーロッパで高く評価されており、日本のミシュラン ビブグルマン獲得店でも使われているほど。有名レストランで使われているフルクトゥスを、家庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。
パンやサラダにつけたり、パスタや魚料理にかけたりすれば、本格的なイタリア料理ができあがります。
離乳食にも使えるやさしさ!
カシータス・デ・ウアルドは、離乳食や妊娠中、授乳中にも安心して口にできるマイルドなエキストラバージンオリーブです。スペインでは、生後6ヶ月から離乳食にカシータス・デ・ウアルドを2~3滴たらして与えます。 子どもでも口にできるよう、トマトや熟したバナナ、リンゴの甘い風味をしているのが特徴です。
アーモンドとミルクのような香りにハーブの香りがバランスよく組み合わさり、大人も満足できる味わいに仕上がっています。
数々の賞に輝くオリーブオイル!
「オリーブジャパン2018 国際EXVオリーブオイルコンテスト金賞 」の中でも特別な「多田理事長スペシャルソムリエアワード」など、数々の賞に輝いた逸品です。希少なトンダ・イブレア種のオリーブ果実を一つひとつ手で収穫し、8時間以内にコールドプレスされるオイルは新鮮で深い味わいが特徴。
エキストラバージンオリーブとホワイトバルサミコを2対1の割合で合わせると、絶品ドレッシングができあがります。
主にイタリア料理やパスタや、炒め物等、加熱料理にご使用いただけます。
料理を引き立てる適度な風味が特徴!
プロ向けのスパイスで有名なギャバン社が展開するオリーブオイルです。イタリア産のオリーブで作られたエキストラバージンオリーブをブレンドしています。品質が良いうえ、お値段もリーズナブルなので、毎日の調理に利用できます。加熱料理に適しており、アヒージョやペペロンチーノの味を引き立たせてくれる適度な風味が特徴です。
普段使いにぴったりのオリーブオイル!
トマトやパスタ、ワインなど、オーガニックを意識した食品を展開するソル・レオーネ社のピュアオリーブオイルです。コストパフォーマンスに優れクオリティーも高いので、毎日の料理に重宝します。
香りや風味にクセがなく使い心地があっさりとしているので、素材の味を邪魔しません。 揚げ物や炒め物などにおすすめです。
濃緑色の遮光ボトルが品質を保ちます。
フルーティーでふくよかな味わい!
深いエメラルドグリーンが美しいボスコ エキストラバージンオリーブは、フルーティーな香りとふくよかな味わいが印象的です。パスタや魚料理、グリル料理にかけていただくと、味に奥行きが生まれます。さまざまな料理に合うので、食卓に一本置いておくと重宝します。
ワンタッチキャップを採用していて、液だれがしにくいのもうれしいポイントです。
コスパも品質も言うことなし!
パスタで有名な老舗「ディ・チェコ社」のエキストラバージンオリーブです。オリーブ樹から直接、機械で果実を収穫して作られます。緑がかった黄金色のクラシコは、オリーブの濃厚な香りが特徴です。味もしっかり目ですが、素材の良さを引き出すバランス力を兼ね備えています。
パンにつけてダイレクトにオリーブの風味を味わうのも、おすすめです。
スプレー式で空気に触れずいつでも新鮮!
イタリアのトスカーナ州で育ったオリーブで作られるエキストラバージンオリーブを、スプレー式のボトルに充填した商品です。空気に触れないので酸化しにくく、いつでもフレッシュなエキストラバージンオリーブを堪能できます。
サラダやパスタにシュッとひと吹きしたり、フライパン調理の際に吹きかけたり、アイデア次第で幅広く楽しめるでしょう。
クセがなくどんな料理にも合う!
ボスコのオリーブオイルは、ピュアオリーブオイルでありながらフルーティーな香りとオリーブの新鮮な味わいが楽しめます。口当たりも良くクセがないので、和食・洋食・中華のさまざまな料理に使えます。焼く、炒める、揚げるなど、さまざまな調理が可能です。
液だれのしにくいワンタッチキャップや酸化しにくいガラスビン、剥がしやすいラベルなど、消費者にうれしい容器も高ポイントです。
今回はおすすめのオリーブオイルをご紹介しました。種類が豊富なオリーブオイルは、それぞれに味わいや香り、風味などの特徴があり個性的です。
オリーブオイルをかけるだけで料理が華やぐため、日本の食卓でも広く愛されています。 ぜひお気に入りのオリーブオイルを見つけて、食事の楽しみを広げてみてください。