実はダイエットにぴったりの食材である高野豆腐!?豆腐が原料のため美味しいだけではなく大豆の栄養が満点!豆の総合メディアが毎日の生活に高野豆腐をとりいれる方法と1日に食べる目安量をご紹介します。
スーパーで見かけることも多い高野豆腐。ダイエットに向いている食材のイメージはあるけど、高野豆腐ダイエットはなんだか続かなさそう・・・と思われる方もいるかもしれません。
今回は高野豆腐のダイエット効果とおすすめの食べ方をご紹介します。
高野豆腐はスーパーなどで見かけることも多く、日持ちもするので、家に常備しておくと非常に便利です。
高野豆腐はその名の通り、豆腐が原料で作られています。豆腐を冷凍、乾燥させ水分を抜いて作られ、大豆の栄養素がギュッと凝縮された栄養満点の食材です。
高野豆腐1個(約15g)あたり80kcalです。糖質は1個でわずか0.2gしかなく、糖質オフダイエットにはおすすめの食材の一つとなっています。
大豆が原料のため、植物由来の良質なたんぱく質が豊富なのも嬉しいポイントです。
大豆と言えば、脂質が多いイメージかもしれませんが、高野豆腐も約3割は脂質です。その脂質のほとんどは不飽和脂肪酸と言って、体内に必要不可欠な脂質になります。
不飽和脂肪酸は、体内の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らしてくれるので、むしろダイエットに向いている油なのです。心配する必要は全くありません。
大豆サポニンは小腸での脂肪吸収を抑制し、脂肪の代謝促進をはかってくれます。また便通を促す効果もあるので、便秘でお悩みの方にもおすすめです。
煮物のイメージが強いかもしれませんが、水で戻した後に炒めたり、お肉の量を半分に減らして高野豆腐で代用すればかさ増しにもなります。
揚げ物など高カロリーでダイエット中は控えたい、というときは高野豆腐をお肉の代わりに使えばカロリーを抑えつつ、満足感の得られるメニューに早変わりします。
パスタやラーメン、丼ものなどを食べるとどうしても糖質が摂取過多になりがちです。そんな時は主食の代わりに高野豆腐を食べて満腹感を満たすのがおすすめです。
高野豆腐を主食の代わりに食べる際は、お肉や魚、豆腐や卵などたんぱく質が豊富な食材ばかりと組み合わせないことがポイントです。朝昼晩の主食を抜いて、全部高野豆腐にするなど極端なことは行わないように注意しましょう。
糖質を減らすことはダイエット効果も高いですが、急激に摂取する糖質量を減らしてしまうと、体調を壊したり、逆に太りやすい体質になってしまったりする可能性があります。
じっくり続けていくことが効果の出るポイントになります。
日本人の食事摂取基準によると、一般の人が必要な一日当たりのたんぱく質は体重1㎏当たり0.8g。体重が50kgの場合は1日40gが目安になります。
高野豆腐を一つ食べると約8gのたんぱく質を摂取できるので、1日5個まで?と思いがちですが、他の食材にもたんぱく質は含まれるので注意が必要です。
体重や性別、他に食べる食材の組み合わせで変わってはきますが、多くても1日3個までにしておくのがおすすめです。
エネルギー量も3個食べればご飯1膳分とほぼ同じです。
ダイエットにぴったりの食材だからと言ってたくさん食べてしまっては本末転倒なので気を付けましょう。
高野豆腐はおいしいだけでなく、栄養満点でダイエットにもピッタリな食材です。
煮物だけでなく、実は様々なメニューに取り入れることができるので、飽きることなく続けられるのも嬉しいポイントです。
ぜひ高野豆腐をうまく食事に取り入れて、健康的に理想の体型に近づけていきましょう。