豆腐で太ることあるの?豆腐ダイエットは痩せない?豆の総合メディアが真実を調査してみました。実は豆腐の食べ方に問題があった?心当たりのある方へ、NG例や失敗しない食べ方をご紹介します。
豆腐はカロリーの低さやその栄養価の高さから、ダイエットにもいいと一般的に言われています。そんな豆腐もやはり食べ過ぎは逆効果の可能性があるのでしょうか?
豆腐は太るのか、太らないのか、そしてどんな食べ方をすればいいのかご紹介します。
豆腐のカロリーは、絹ごし豆腐と木綿豆腐で大きく異なります。
100gあたり56kcal
100gあたり72kcal
水分量を多く含む絹ごし豆腐の方がカロリーは低いです。
市販されている豆腐1丁は約300〜400gあるので、おおよそ1丁150kcal〜280kcalといったところです。
比較すると絹ごし豆腐の方がカロリーは低いですが、木綿豆腐も決してカロリーが高いわけではなく、太らない食材と言われています。
ポイントはビタミンB群で、ビタミンB群には糖質や脂質の分解を助ける効果があるのです。
絹ごし豆腐の方が水に流れやすいビタミンB群やカリウムは多く含んでいます。
低カロリーで太りにくくする栄養素が含まれている絹ごし豆腐がダイエットに向いていると言えるでしょう。
木綿豆腐の方が水分を切ってつくられるため、栄養も凝縮されています。中でもビタミンE、カルシウムはそれぞれ絹ごし豆腐の2倍~3倍も含まれています。
注意したい点としてタンパク質は木綿豆腐の方が多く含んでいるということです。
100gに対する含有量は絹ごし豆腐が4.9g、木綿豆腐は6.6gです。
運動をした日には木綿豆腐を食べるなど、自分に合わせた食べ分けがベストです。
低カロリー高タンパク、高い栄養価がぎゅっとつまった豆腐ですが、一番の難点はその食べ応えのなさでしょう。
ついつい「低カロリーだから」といって量を多くとってしまいがちです。あまり量を食べてしまうと、その低いカロリーも意味がなくなってしまいます。
肉や魚、卵とうまく組み合わせることで、カロリーとタンパク質を調整することができます。
豆腐だけで食事を済ませるのではなく、バランスよく満足感をあげていきましょう。
味が淡白な分、醤油やドレッシングなどをたっぷりかけていませんか。
特にドレッシングは油分が加えられているので、一気にカロリーは高くなってしまいます。味や香りの物足りなさは薬味やヘルシーなアレンジでカバーしましょう。
豆腐の魅力はカロリーが低いだけではありません。
大豆に含まれる大豆サポニンには、脂肪の蓄えをおさえ、吸収を抑制してくれる効果があります。肥満予防効果にも期待できます。
動脈硬化につながる悪玉コレステロール値を下げてくれる働きがあります。
食べ応えのなさ、淡泊な味にひと手間加えて、豆腐の満足感をアップさせるのがおすすめです。
同じく高タンパク質の鶏肉をまぜた豆腐ハンバーグは、食べ応えも十分あります。和風ソースやポン酢で食べれば余計なカロリーをとることもありません。
大根おろしや大葉などでより風味を出すのもおすすめです。
出典:Rakutenレシピ
ダイエットや美容に強い味方の豆腐。カロリーの低さだけに注目して食べ過ぎには注意が必要です。
いろんな食材と組み合わせながら、バランスよく上手に食事に取り入れて、太りにくい食生活を手に入れましょう。