低糖質な野菜なのに太る?もやしダイエットにはコツがあった!豆の総合メディアが、もやしの選び方や食べ方次第では太る原因になる理由をご紹介します。上手にもやしをとり入れてダイエットを成功させよう!
低カロリーのイメージがあるもやしですが、もやしダイエットで失敗して太ってしまったという声もあります。
どうしてなのでしょうか?
今回はもやしダイエットで太る理由と、もやしダイエットを成功させるコツを紹介します。
※この記事は、管理栄養士の「山崎麻未」さんがご紹介しています。
もやし自体は低カロリーで低糖質な野菜のため、ダイエットには向いていると言えます。
もやしの選び方や食べ方次第では太る原因にも繋がるのでもやしダイエットをするなら注意が必要でしょう。
もやしが太ってしまう理由としては、主にもやしの種類の違いともやし以外の他の食材に原因があります。
一般的に流通しているもやし。 緑豆を発芽させてつくられている白いもやし。
ナムルやビビンバなどによく使われているもやし。 大豆を発芽させてつくられているもやし。
緑豆もやしは1袋(200g)当たり28㎉です。
同じ量のほうれん草では40㎉、ナスでは44㎉、ブロッコリーでは66㎉なのでもやしは低カロリーということが分かります。
豆もやしはカロリー74㎉と高くなります。
緑豆もやしに比べると、豆もやしはカロリーが約2.6倍にもなるため、必ずしも低カロリーとは言えなくなります。
豆もやし74㎉というと、コンビニのおにぎり半分のカロリーとなるため低カロリーとは言えません。
からだには良さそうなイメージの豆もやしですが、たくさん食べるともちろん太ってしまいます。
カロリーが高いといっても74㎉です。
食べる量に気を付ければ舞茸などの野菜と同じように糖質量は0gなため糖質制限食には欠かせない食材だと言えます。
もやしを食べる場合、どのような味付けをして食べていますか?
作りやすいものだとナムルやサラダなどが多いのではないでしょうか。
実はこのナムルやサラダの味付けこそがカロリーアップの原因です。
醤油やごま油などで味付けすることが多いですが、ごま油は大さじ1杯で約110㎉にもなります。
ドレッシングやマヨネーズを使用すると思います。
ドレッシングは大さじ1杯で50㎉前後、マヨネーズは約84㎉あります。
もやしだけを食べているつもりでも、調味料によってカロリーアップしているため、たくさん食べると太ってしまうのは当然です。
ごはんの代わりに食べていたもやしが、実はごはんと同じカロリーがあったということも考えられます。
味付けによるカロリーアップを防ぐことがポイントです。
カロリーの低い薬味やスパイス、お酢を効かせてみましょう。
薬味であるネギや生姜、みょうがなどを多めに入れたり、こしょうや唐辛子、カレー粉などを入れたりすることで味付けがシンプルでも物足りなさをカバーすることができます。
ドレッシングを使用する場合はノンオイルのものを選ぶと良いでしょう。
★オススメな方:たくさん食べたいけど、カロリーが気になるという方
ごま油を使用することで風味がよく味も決まるため、香りづけ程度に少量使うようにしましょう。
油のとりすぎは太る原因となりますが、適度の油はダイエットでも推奨されています。
1食をもやしだけ食べているという方はとても危険です。
もやしにはある程度の栄養素はありますが、たんぱく質は少なく、ビタミンやミネラルなどももやしだけではおぎなえません。 栄養素が足りていないと、からだが飢餓状態だと判断して脂肪をため込みやすいからだになってしまいます。
もやしだけでなく、お肉や魚、卵などのたんぱく質は一緒に食べるようにしましょう。
たんぱく質が足りていない場合は、「豆もやし」を選ぶことでたんぱく質量をアップできます。たんぱく質などの食事のバランスを意識してみましょう。
★オススメな方:量はそれほど食べていないのに体重が減らないという方
麺類は糖質やカロリーが高めです。
ちゃんぽんやラーメンなど、麺の替わりにもやしを使用することで糖質量ぐっとおさえることができます。
春雨スープの春雨の替わりにもやしを入れても美味しくヘルシーになりますよ。
★オススメな方:糖質を食べ過ぎていると自覚のある方
もやしダイエットを成功させるには、一緒に組み合わせる調味料や食材がポイントです。 手にもやしをとり入れてダイエットを成功させましょう!