あずきを食べると痩せられる?栄養価が高いあずきにはダイエット効果を高める様々な栄養素を含んでいます。ダイエット効果を高めるあずきの取り入れ方や注意点を豆の総合メディアがご紹介します。
世の中には炭水化物抜きダイエットなど様々なダイエット法がありますが、「あずきダイエット」は聞いたことがあるでしょうか?
あずきにはビタミンやポリフェノールなどダイエットに関わる様々な栄養素が含まれています。
あずきダイエットは、他の食べ物を食べずにあずきだけを食べ続けるというわけではありません。
★あずきに含まれる栄養素を取り入れることでダイエット効果を高めるというもの
あずきに多く含まれるビタミンB群には糖質や脂質の代謝を促す働きがあります。
食事で摂った糖質や脂質をエネルギーに変えるために必要なビタミンB群は、エネルギーに変えられないと体脂肪になります。
体脂肪を減らすためにビタミンB群は必要な栄養素で、不足しがちなビタミンB群を取り入れるためにもあずきは有効です。
あずきにはカリウムやサポニンといった体の中の余分な水分を排出してくれる働きを持つ栄養素が含まれています。
体の中の水分のめぐりが悪いと顔や足などがむくみ太って見えてしまいます。
★太って見えるのは体脂肪だけではなく水分も関係している
★余分な水分を体の外へ流し、むくみ太りを解消しよう
女性に多い便秘ですが、便秘でお腹がポッコリ見えてしまうこともあります。
★あずきにはお通じを改善する食物繊維が豊富に含まれている
便秘が改善されて腸内環境が良くなることで、美肌効果も期待できるのでダイエット以外にも嬉しい効果です。
★特にあずきの皮部分に多く含まれるので皮はこさない方が効果的です
生のあずきにはアクや渋みが多いので、あずきを調理する時は、最初に15分ほどあずきを茹でて、その茹で汁は捨ててしまうことが多いです。
ビタミンB群やサポニンなどの栄養素がたっぷり溶け込んでいます。
少し渋みはあるものの香ばしいお茶のような感覚で飲むことができます。
★目安としては1日に50gのあずきを茹でてその茹で汁を飲むのが適量
★食前に飲むとより効果的
使用したあずきの豆は次にご紹介する方法で残さずいただきましょう。
あずきは砂糖で甘く煮るのが定番ですが、砂糖を加えると一気にカロリーと糖質が高くなりダイエットには不向きに。
あずきご飯は、お赤飯のような組み合わせですが、もち米を使わずに普通のお米を使えばあっさりとした食べやすい味わいに。
作り方は炊飯器に茹でたあずきを加えて普通に炊くだけ!
あずきを甘くせずに料理に使う方法として代表的な料理はかぼちゃとあずきを醤油で煮るいとこ煮です。
あずきがやわらかくなるまで1時間ほどかけて煮る必要がありますが、市販の無糖のゆであずきを使っても大丈夫です。
ゆであずきをコーヒーまたは牛乳、豆乳と混ぜて飲みます。
あずきそのもののほのかな甘みがマッチします。お好みでハチミツなどの甘味料を足すとさらに飲みやすくなりますよ。
茹でたあずきは100gあたり143kcalあり、白飯(100gあたり168kcal)と同じくらいのカロリーがあります。
いくら体に良いからといって食べ過ぎはカロリーオーバーになってしまいます。
食べるとしても茹でた状態で100gほどまでにしましょう。
あずきというと「あんこ」を思い浮かべる方も多いかと思います。
市販のあんこにはたくさんの砂糖が使われており、カロリーや糖質が高くなってしまいます。
あずきを摂るためにあんこをたくさん摂ってしまうとかえって砂糖の摂りすぎで肥満につながることもあるので注意しましょう。
和菓子は洋菓子に比べて脂肪分が少なく、カロリーが控えめであずきの栄養効果も期待できます。
おやつには洋菓子よりもあんこを使った和菓子を選びましょう。
栄養価が高く、ダイエット効果が期待できる栄養素を多く含むあずき。
1日3食の栄養バランスは保ちつつ、摂りすぎに気をつけながら日々の食生活にあずきを取り入れることでダイエット効果を高めていきましょう。