甘口カレールーはどれがおすすめ?食品・フードクチコミメディアが、子供にもおすすめ甘口カレールーの選び方と商品をご紹介します。甘口カレールーを知っておうちカレーをランクアップ!
市販のカレールーの多くは中辛ですが、最近では甘口のカレールーも数多く販売されており、どれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。
「どれも同じだから、とりあえず安いもの・・・」と選んでいる方、安さだけではない特徴を知って、いつものおうちカレーをワンランクアップしてみませんか?
この記事では、数ある甘口カレールーの中から、特に食べてほしいおすすめ品10選をご紹介します。甘口カレールーを選ぶためのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
※この記事は、管理栄養士監修のもと掲載しております。
子供たちの好きな食べ物ランキングでは常に上位に入るカレーライス。お子様のいるご家庭ではご自宅で甘口なカレーを作る機会も多いのではないでしょうか。
カレールーには、「小麦粉」「バターやオリーブオイルなどの油脂類」「カレー粉」「調味料」などが主に含まれています。カレールーは、小麦粉をバターやオリーブオイルなどの油脂類で炒めたもので、これを加えることでとろみがでます。皆さんが思い浮かべるカレールーはキューブ状のものですが、最近ではフレーク状やペースト状など、その形状もさまざまです。
カレールーの甘口、中辛、辛口は唐辛子やコショウなどの辛み成分の配合量が関係しています。さらに、ルーの裏面にある辛味のレベルを示した表については、各メーカーの専門家による試食(官能検査)によるもののため、同じ甘口でも辛味に若干ばらつきがあります。
先ほど少し触れましたが、最近では王道のキューブ状のルーの他にフレーク状やペースト状のルーも多く販売されています。
たくさん作りたい時におすすめ
キューブタイプの甘口カレールー特徴は、コスパの良さです。キューブ1つで1皿といったように、計量する手間がないのもいいですね。多めにカレーを作る際には、キューブタイプの甘口カレールーがおすすめです。
香り立ちにこだわり、焙煎したスパイスとハーブオイルを使用しています。
少量で作りたい時におすすめ
フレークタイプの甘口カレールーは、食べる量にあわせてルーの調節がしやすい特徴があります。フレークタイプのいいところは、キューブタイプより溶けやすい点です。
お腹を空かせた子供たちに早く食べさせたいから急いで作ったところ、底の方でルーが固まっていたという失敗はよくあります。サッと溶けやすいフレークタイプの甘口カレールーなら、こんな調理のお悩みも解決できるのでおすすめです。
添加物が気になる方や子供がいるご家庭におすすめ
子供の口に入るものは、なるべく人工的な調味料が入っていない甘口カレールーを選びたい方も多いのではないでしょうか?カレールーの添加物として有名なものは化学調味料、たんぱく加水分解物、乳化剤、香料です。
気になる方は購入する際、これらが含まれているかパッケージ裏にある原材料表を確認しましょう。また、「無添加」とパッケージに書かれている商品にこれらが入っていたという場合もあるので、鵜吞みにせずにご自身で確認するのをおすすめします。
脂質が気になる方や子供のいるご家庭におすすめ
簡単でおいしいものには常について回るのが脂質です。ご存じのとおり、脂質の摂りすぎは肥満につながる可能性があります。
子供には、ある程度の資質も必要ですがやはり摂りすぎは禁物です。もちろん、大人もできれば避けたいところです。脂質が控えめな甘口カレールーは、あっさりとしていて食欲がない暑い日にもおすすめですよ。
甘口カレールーを編集部が独自調査し、ぜひ試してもらいたいものを10個ランキング形式でご紹介します。Amazonや楽天などのネット通販で気軽に購入できるものを厳選したのでぜひお試しください!
形状:フレークタイプ
脂質(1皿あたり):1.6g
辻安全食品の米粉の甘口カレールーは、子供が発症する食物アレルギーのなかでも特に多い小麦にかわり、米粉を使用しています。
他の材料も100%植物性の素材で、動物性油脂に抵抗のある方やヴィーガン(完全菜食主義者)の方にもおすすめです。溶けやすいフレークタイプに加え、脂質がほかの商品に比べて圧倒的に低いのが特徴です。
形状:フレークタイプ
脂質(1皿あたり):2.9g
すべて植物性原料にこだわるだけでなく、砂糖のかわりにメープルシュガーを使うなど使う調味料にもこだわっているのがオーサワの甘口カレールーです。
自然の恵みをそのままいただく「マクロビオティック」を理念にかかげるオーサワが作るカレールーは、とにかく原材料がシンプルです。余計なものを加えないことで、素材本来の良さが際立ちます。脂質は、1位の米粉のカレールーほどではないですが少なめです。
形状:フレークタイプ
脂質(1皿あたり):4.9g
成城石井といえばいま話題のスーパーですが、自社製造の商品にこだわることも特徴です。なかでも、おうちでホッと甘口カレールーは芸能人にもファンがいるほどの人気商品です。
化学調味料、動物原材料不使用で小麦も国産を使用しています。甘口とありますが少しスパイシーなので、辛い物が苦手な方ははちみつを足すなどアレンジしてみるのもおすすめです。
#4
香り立ちにこだわり、焙煎したスパイスとハーブオイルを使用しています。
形状:キューブタイプ
脂質(1皿あたり)5.2g
スパイスとハーブの老舗、S&Bから発売されているゴールデンカレーが第4位となりました。
スーパーなどで手軽に買える商品ながら、使用しているスパイスとハーブは35種類とほかの商品に比べて豊富です。「甘口のカレールーはどこか物足りない・・・」という方にもオススメ!子供から大人までみんな満足の味です。
形状:フレークタイプ
脂質(1皿あたり):5.9g
甘口カレールーといえば、りんごを想像する方も多いのではないでしょうか。甘口のカレーにピッタリのりんごペーストと、20種類以上のスパイスで作ったのがコスモの直火焼きりんごカレールーです。
フルーティーな甘さがスパイスの香りをより引き立てます。りんごの優しい味わいが子供にもウケること間違いなしです。
形状:フレークタイプ
脂質(1皿あたり):6.1g
ヴィーガンやグルテンフリーと並び、オーガニックも最近の食のトレンドですね。ムソーはオーガニック商品を数多く手掛けている食品メーカーです。
直火焙煎カレールーはオーガニック商品として販売されてはいませんが、じっくり焙煎するなど製法に工夫が見られます。通常、カレーの色味をよくするためカラメル色素をいれているメーカーは多いのですが、こちらの甘口カレールーには含まれていません。こだわりの材料からでた自然の味、色、香りを楽しみたい方におすすめです。
形状:フレークタイプ
脂質(1皿あたり):6.8g
2位にランクインしたオーサワから新たに発売された甘口カレールーです。
小麦粉のかわりに玄米粉を使用し、原材料もできるだけ有機のものを採用するなど、2位の商品よりさらに原材料へのこだわりが感じられる甘口カレールーになっています。ただ、脂質は高めですね。
#8
小さいお子さんでも食べられるように辛さは控えめに、極力自然な食材でコクを生み出すために味噌を加え、昆布と椎茸で旨味を出しました。
形状:フレークタイプ
脂質(1皿あたり):7.0g
食べる人だけでなく、作る人にも配慮したこだわりをもつのがこだわり粉屋の甘口カレールーです。子供に安心なカレーを食べさせたいという思いからつくられた商品ですが、植物性の油だけを使うことで皿洗いを楽にするという意図もありこだわりを感じられます。
昆布などでうまみを足している点も他にはないおすすめな点です。万人受けするように作ったためか、脂質はやや高めとなっています。
#9
100%国産のりんごペーストと風味豊かなハチミツ、乳製品などを加えたまろやかでコクのあるカレーが味わえます。
形状:キューブタイプ
脂質(1皿あたり):6.9g
カレールーといえば、ハウスのバーモントカレーを思い浮かべる方も多い有名メーカー。CMでも歌っているように、りんごとはちみつを加えてコクをだしている甘口カレールーです。
比較的安価でありながら、りんごはすべて国産のものを使用しているのは驚きです。1箱で12皿分を作れますので、たくさん作りたい時にはおすすめです。添加物、脂質、溶けにくいキューブタイプなど気になる点もあるためこの順位としました。
形状:キューブタイプ
脂質(1皿あたり):8.5g
はじめて食べる子供用のカレーを卒業してから、家族みんなで同じカレーを食べたい時にオススメしたい甘口カレールーです。使用する小麦粉、バターは北海道産のもの、天日塩など原材料を厳選されています。
辛いのが苦手な大人の方にもオススメの甘口カレールーです。化学調味料不使用ですが、たん白加水分解物が含まれている点と、今回ご紹介した甘口カレールー中では脂質が多い点も気になる点もあるためこの順位としました。
今回は子供も安心して食べられる甘口カレールーおすすめ10選をランキング形式で紹介しました。
おうちで手軽に作れるカレーですが、ルーを変えるだけで味もガラッと変わります。ご紹介した商品の中から、ぜひお気に入りのカレールーを見つけてみてください。
ちなみに、ルーは一度火を止めてから入れると溶け残らずに作れますのでおすすめです。